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ずっとキミが好きなんだ

第1章 小さいころ

Sサイド


もやもやしながら、2人の足音が、消えていくのを聞いていた。



潤はリーダーによくベタベタしている。昔は俺の周りをうろちょろしていた。そして、潤が思春期に入って、周りにイライラをぶつけるようになって態度がとにかく悪かった。それをなだめるのが、俺の役目だった。俺の話だったら聞くし、俺が潤の1番だって自信があった。





気づいたら、潤は成長し、自分で感情をコントロール出来るようになった。そして、俺は必要なくなった。




嬉しい反面、寂しくなった。



その後、俺たちには微妙な距離感がうまれた。




リーダーと潤は明日休みの予定。2人で飲みあかすのかな。

リーダーにとっても、潤は可愛い存在。



もやもやもやもや…。





もやもやしててもしょうがない。


約束をしていた、飲み会へ俺はむかった。


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