しなやかな美獣たち
第3章 ♥:Sweet Beast【恋愛・NL】
「挿れるよ? 痛かったら言ってね?」
そう言うと彼は、私に壁に手を付かせ、腰を彼の方に引き寄せる。私を焦らす様に秘裂をなぞる彼の硬い熱。
焦れてもじもじと腰を動かすと、背後で彼がクスクスと笑った。
「本当にキミは可愛いな……。大好きだよ。僕の気持ち、受け取ってね?」
そう言って彼は、腰を掴む手に力を込めると、反り立った欲棒で一気に私を貫いた。
「あああっ!!!」
その瞬間、割入れられたそこから背中、そして全身に甘い電流のような痺れが走る。
「全部入ったよ。痛くない?」
優しくそう言われ、私は首を横に振ると、彼は「良かった」と言って私を抱き締めてくれた。
「嬉しいな。キミと一つになれて。キミの小説を読んで、ずっと想像してた……。キミの中ってどんな感じかなって」
「ど……どうですか?」
「すっごく気持ちいいよ。入っただけで溶けてしまいそうだ。熱くて……ぎゅっと締まって。ずっとこの中にいたいな……」
うっとりしたような声でそう言われると、ちょっと気恥ずかしい。けれど嬉しくて。自然と繋がっている部分が締まる。
「ああっ。また締まった。堪らないな……。動いてもいい?」
「んん……。動いて下さい。好きに……私の中を掻き回して……」
「あはっ。そんな事を言われたら、止めてあげられなくなりそうだよ」
「止めないで……。いっぱい愛して下さい」
私が振り向いてそう言うと、彼は少し顔を赤らめて、「その言葉を後悔しないでね」と言いながら腰を揺らし始めた。
私はこの後、自分の言葉をちょっとだけ後悔した。