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恋色~SS~

第3章 元に戻る方法

祖父「そうか!!あの実験薬は成功してたわけか。で、美優ちゃんの見た目はいくつになってる。」


柊真「実験薬って!?ヘンなモノ持って帰って来るなよ。俺と同じくらいかな?」


祖父「同じか…。柊真、お前いくつじゃ?」


柊真「じいちゃん、孫の年くらい覚えとけよな…。17だよ。で、元には戻れるのか?」


祖父「そうか。プラス10歳か。‥ん、何か言ったか?」


柊真「元に戻せるのかって聞いた。」


祖父「元に……ああ、戻れ…いや、戻せるぞ。」


柊真「ホントか!?早く方法を教え…。」


祖父「まぁ、そう焦るな。戻る方法はある。それはな、‥す、じゃ。」


柊真「すじゃ、何?聞き取れなかった。じいちゃん、もう一回言ってくれ。」


祖父「だから、美優ちゃんとSEXじゃ。」


柊真「はぁ?…じいちゃん、無駄に発音良すぎだ…。」


祖父「誉めても何もやらんぞ。それよりも美優ちゃんとSEXだ。異性なら誰でも構わないが、美優ちゃんにも選ぶ権利はあるじゃろ。って何回言わせるんじゃ。職場で何度も『SEX、SEX』って明日から恥ずかしくて周りにいる連中と顔を合わせられんわぃ。」


柊真「はいはい、じいちゃんは繊細だな…。それよりマジで言ってるのか?」


祖父「マジじゃ。美優ちゃん、可愛いだろ?」


柊真「まあ…可愛いけど、俺は…。」


祖父「柊真!!お前は目の前にいる女の子を別の男に取られてもいいとっ。それともまだ童貞か?」

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