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恋色~SS~

第1章 隣のお姉ちゃん(JK)

すると、綾からヘンな声が出始める。


綾「んっ、‥ふぁ。」


諒に聞こえないよう必死に声を抑える。


諒(綾、感じてるんだ。声を必死に抑えてる綾も可愛い。今からもっと鳴かせてあげるね。)


声を聞かれないよう必死で目を瞑り、口を抑えてるのを見ながら、諒は聴診器を耳から外すと綾の固くなった尖端に、顔を近づけ自分の口に含んだ。


綾「ぁんっ。」


口を抑えていた手の隙間から綾の声が漏れる。


聴診器ではない刺激に綾は下へ顔を向け目を開けると、諒が自分の胸を犯していた…。


綾「!!??諒‥君。」


諒「あっ、気づいたね、綾姉ちゃん。」


綾「‥な、なな、なんで?‥んあっ。」


諒「だってすごく美味しそうだったから、食べちゃった。」


諒は蕾から口を離すと、綾に向かってペロッと舌を出した。


綾「そういうことじゃな‥きゃっ。」


会話の途中で綾は肩を押されベッドへ倒された。


綾「諒君、なにす‥。」


倒れた綾の上に諒は覆い被さった。


諒「綾姉ちゃんがイケナイんだ。男の前で無防備に身体をさらけ出すから。これじゃ襲ってって言ってるようなものだよ。」


綾「だって、諒君は…。」


諒「小学生だからって油断した?綾、俺だって男だよ。」


綾「油断なんて…。し、してないもん…。でも年上の人を呼び捨てにしちゃダメっ。」


諒をまっすぐ見る。


諒「‥綾姉ちゃん。‥いいや、綾。」


綾「こら、ダメでしょ。んー!?」


もう一度注意しようとしたら、諒にキスをされ口を塞がれた。


諒「ちゅ、綾‥んっ、はむっ。」


唇を離し、お互い目が合う。


諒「綾‥。」

綾は恥ずかしくなり目をそらした。


綾にとって初めての大人のキス。


意識を少し朦朧とさせ、綾は肩で息をしていた。


綾は息を整えながら、また目の前の諒の顔を見た。


綾「はぁはぁ、ダメだよ。諒君のパパとママが知ったら…。」


諒「俺の両親なら『綾ちゃんならOK』って言ってたよ。あとは綾の気持ち次第だってさ。‥俺はね、綾が好き。綾は俺のこと好き?」


綾「諒君のことは…。」


諒「うん。俺のことは?」


綾「‥好きだよ、友達として。‥分かんないけど、諒君は1番大切な男の子だよ。」

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