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恋色~SS~

第5章 真鈴の仕業

海星「‥何で驚くの?俺の気持ち、気づいてたでしょ?」


麻理恵「ううん、全然分からなかった…。」


海星「…。本当に気づいてなかった?」


麻理恵「うん。」


海星「言うこととやることが逆になったけど、俺の恋人になって欲しい。」


麻理恵「はい。私も海星君が好きです。私を海星君の恋人にしてください。」


海星「嬉しすぎるっ。それに麻理ちゃん、可愛すぎ。俺、今日は止められないかも。」


麻理恵「ん?」


海星「あのさ、もう出しちゃったけど、恋人になった記念に一回だけナカに出してもいい?」


麻理恵「えっ…?」


海星「麻理ちゃんの身体も内(なか)も俺で染めたい。」


麻理恵「‥いいよ///今日は大丈夫な日だからいっぱい出して欲しい。ちゃんと全部受け止めるから。私も海星君でいっぱいになりたいっ。」


その言葉を聞き、海星は麻理恵と深く繋がった―――。





おしまい






―――その後?


布団の中で抱き合いながら、海星は麻理恵に聞く。


海星「ところでさ、麻理ちゃんは何で真鈴の部屋に来たの?」


海星の問いに顔を上げ見つめる麻理恵。


麻理恵「それは、真鈴だけがリビングに下りて来て変だなって。それで『海星君は帰ったの?』って聞いたんだけど、答え方が曖昧なまま出かけるって言うから…。」


海星「麻理ちゃんは様子を見に来た訳だ。‥俺を襲ったのは何で?」



麻理恵「それが私も分からなくて。でも海星君が家に訪ねて来た時から気持ちの変化が…。気がついたら海星君に触れてたの…。」



海星「変化ね…。本人にも分からないんだ?そうだな、何かいつもと違うことや可笑しなことなかった?」

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