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恋色~SS~

第9章 ☆初恋爆発

―――閉店後、二人は机を間に挟むように向かい合って座っている。


要「ゆずちゃん、お疲れ様。はい、初バイト代。」


ゆず「わあ、ありがとうございますっ。」


封筒を手渡しされる。


要「今までもお小遣いをあげてたけど。給料という形は初めてだから手渡しにしてみたんだ。次からはちゃんと口座に入れるから。」


ゆず「分かりました。‥あの、要さん。」


私は学生鞄の中へ封筒を入れた。


要「何かな?」


ゆず「要さんにお願いがあって…。」


要「僕にお願い?」


ゆず「要さんにか出来ないことで。」


要「僕しか出来ない?う~ん、出来る範囲でなら何とかするよ。」


私はその場から立ち上がる。


ゆず「本当ですか!!ありがとうございます。じゃあ早速恥ずかしいから目を閉じてて下さい。絶対開けちゃダメですよっ。」


要「恥ずかしい…?分かった。目は閉じてるよ。」


目を閉じた要さんの方へ近づき、そっとキスをした。


ゆず「‥ちゅ…。」


要「ん!?ゆずちゃん!!」


驚いた要さんに肩を掴まれ、身体を引き剥がされる私。


ゆず「開けちゃダメって言いましたよ?」


要「あ‥それは、ゆずちゃんが…。」


ゆず「まだ目を閉じてて下さい。次は私がいいって言うまで開けちゃダメですよっ。」


要「分かったよ。ゆずちゃんが言うまで開けない。」


要さんは私の肩から手を離すと、再び目を閉じた。


自分が使っているロッカーを開け、あるモノを取り出した。


ゆず(確かココに…。)


ポーチから取り出しのはピンク色のローター。


ノーパン接客と要さんと二人きりの状況で、既に濡れているアソコへローターを入れる。


ゆず「‥ん…。」


要「ゆずちゃん?」


元の場所に戻って要さんにリモコンを渡した。


ゆず「要さん、コレを手で持って机のあった方に向いてて下さい。」

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