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カツラを取って自分は男だと言っても元が美男子だから信じてもらえない。こんなに可愛いなら男でもいいとはしゃぎ出す始末。

もう許せないと思った。
そんなに言うならいらっしゃいと3人を人気のない物陰に誘い込んだ。

スカートをまくり上げると最初はうひょ～とか言っていた3人が凍りついた。女性用のパンティからは毛がぼうぼうの玉袋がはみ出していて、パンティの上からでもたくましい肉棒があるのが分かる。

「おえ～っ」と3人は泣きそうな情けない顔をしてへたり込んだ。

もう二度とたった1人の女のコを3人がかりで取り囲んでしつこくするような外道なことはしないと誓わせてやった。

さもなければこのままパンティを脱いで立派なイチモツを出してしゃぶらせてやると言ってやった。

3人は涙を流して土下座して、それだけはお許しくださいと情けない声で許しを乞うた。
これに懲りて二度と外道なことはしないだろう。っていうか、コスプレが多く集まるところには男の娘が多くいるのでうっかりナンパなんてするのは危険なことだと学習しただろう。

あの3人の情けない姿を見ると今でも笑いが止まらない。

それからもアキラはイベント会場で男の娘になるのを楽しんだ。
万引きなどという悪いことはしたくなかったが、化粧品やメイク用品がなくなって困ると万引きで手に入れるしかなかった。

こんなにバッチリ女のコみたいになれるのだから男の娘になって買い物をすることも考えたがそれは無理だった。

まず、家では変身できない。女装グッズだって見つからないように必死に隠しているぐらい男の娘になっていることは秘密なのだ。

ショッピングセンターとかのトイレで変身するのもダメだ。男子トイレから女のコが出てきたりしたら大騒ぎになるだろうし、元に戻る時だって男子トイレには入りづらいし、女子トイレに入ったりしたら捕まってしまう。

男女共用の多目的トイレという方法もあるが、やはりダメだ。入ってから出てくるまでの一部始終を誰かに見られるかも知れない。そうすれば女のコに変装するなんてよからぬことを企んでいると思われ、不審者として通報されて取り調べを受けることになる。

そう考えると公園とかのトイレもダメだし変身できる場所がない。

コスプレをする更衣室のように男の娘に変身する人がいることも前提としている着替え場所なんて、日常生活ではどこにもない。