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神山の体温が上がる。

激流に飲まれるように、沙都子は足を開く。

神山の手が、沙都子の身体を這う。

「悟…、好き…」

小さな声で、神山に思いを伝えるとそれだけで沙都子は濡れた。

「沙都子…好きだ…」

神山が自分の衣服を次々と剥ぎとっていく。

その逞しい腕で沙都子を抱き上げると、ベビードールの裾から手を忍ばせる。

そのまま手のひらで、沙都子の内腿をそっと撫でていく。

「あ…ぁ…」

沙都子の吐息が、ますます神山を熱くしていく。

そこに触れた時、沙都子の身体はびくりと震えた。

布越しに神山の指がそこを撫でると、なんとも言えない声が沙都子の口から漏れだす。

沙都子の奥から溢れ出す蜜は、そこをしっとりと濡らしている。

「沙都子…感じているんだね…嬉しいよ…」

耳元で囁かれて、沙都子は震えた。

「あ…お願い…焦らさないで…」

ついこの前まで、男に足を開くことなどできなかった。

この数日での沙都子の変わりように、神山は瞠目した。

二人の執事によって、沙都子の身体は淫らに花開いて居たのだ。

それを沙都子は自覚していない。

それがまた、愛おしいと神山は感じた。

「ああ…貴女はどこまでも…」

溜息と共に、神山は沙都子の秘部を強く押さえた。