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沙都子の手を取ると、ベビードールを掴ませた。

「脱いで？」

甘えるように神山がねだると、沙都子は顔を真っ赤に染めて、自らそれを脱いだ。

脱ぎ去ると、生まれたままの姿になる。

「綺麗だ…とても」

神山が沙都子に覆いかぶさる。

顔を近づけると、目を閉じて沙都子の唇に吸い付く。

触れただけで、身体が跳ね上がりそうになる。

一気に二人の熱が、更に高まる。

ピチャピチャと音を立てながら、お互いを貪ると、神山は沙都子の足を割った。

「もう我慢できない…」

そうつぶやくと、沙都子に自分を押し当てた。

「あ…悟…」

沙都子は神山を掴んで、自ら導いた。

「沙都子…」

神山が驚いていると、沙都子はまっすぐに神山を見つめた。

「欲しいの…」

神山の身体が弾かれたように動いた。

「ああああっ…」

さっきまで、何度も高宮に穿たれたそこに、熱い神山が這入ってくる。

「沙都子…好きだ…」

呻くようにつぶやきながら、神山が腰をゆっくりと進める。

「悟…好き…好きよ…」

神山の広い背中に手を回すと、しっかりと沙都子はしがみついた。

来るべき快感に、一層下腹が震える。

「お願い奥に…奥にちょうだい…？」

「ああっ…沙都子っ…そんなに煽るなっ…」

「悟っ…欲しいっ…」

沙都子の甘い言葉に、神山は我を忘れた。