
お嬢様と二人の執事
第2章 執事と沙都子
「沙都子様…いいんですよ、素直におなりなさい。素直であることはある意味、良家の子女の美徳なんですから…。」
「神山さんっ…あぁ…」
神山さんの唇が胸以外のところに落ち始める。
そしてふいに綺麗な長い指が私の秘所に触れる。
下着越しに指が動く。
神山さんがくくっと笑う声が聞こえた。
胸への執拗な愛撫で高ぶった躰。
それを証明するように下半身が熱くなっていた。
神山さんは触れた瞬間にわかったに違いない。
私の浅ましさに…。
笑われたことは恥ずかしくて、どこかに隠れてしまいたかった。
でもできることは自分の赤くなった顔を隠し、身を捩ることだけで…。
「沙都子様…。恥じらう様も非常にお可愛らしいが…このままではここが可哀想だ。」
神山さんの大きな手が無慈悲にも合わせた脚の間に差し込まれる。
必死に閉じる脚を苦も無くこじ開けると膝をつかまれ大きく開脚させられ、自分の恥ずかしい場所を下着越しとはいえじっくりと見られる。
その視線の熱さに躰の温度がさらに上がる。
ゆっくりと神山さんの指がそこに触れる。
クロッチ越しに何度も何度も撫で擦られる。
恥ずかしくて、切なくて身をよじった時に脚がわずかに神山さんの下半身に当たる。
そこにあった固い感触に身をすくめてしまった。
それに気が付いた神山さんがゆっくりと尋ねてくる。
「沙都子様…どうされましたか?」
