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恋空予報

第2章 噂

相葉side


「翔ちゃん、おはよっ!」

「おはよう。なんか、元気だね?」


だって、高校生生活
一日目の朝だよ?


元気に決まってるじゃん!



「あ、翔ちゃんは、部活とかするの?」

「あー、サッカー部かな…
やっぱ、中学からしてるし。
雅紀は?どうすんの?」


俺は、どうしようかな…


でも、好きなことはしていいって
母さんに言われてるし…


「バスケ、しよっかなぁ…」

「あー、いいんじゃない?
雅紀、うまそう。」
「うまそうじゃないの!
うまいんだからねー!」

「はは、そうだな。」


翔ちゃんが優しく微笑む。

やっぱり、翔ちゃんといると、
楽しいな。

親友でよかった…



「あ、あれ昨日の子じゃない?」

「あ、ほんとだぁ!」


俺は二宮くんのもとへ
駆け寄った。


「二宮くん、おはよっ!」

「あっ、えっと…
相葉雅紀、か…」


なんだか、眠たそうな二宮くん。

どうしたのかな…?

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