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恋空予報

第13章 新生活

二宮side




「ね、今日は俺がしていい?」




雅紀の顔を見て言うと
顔が赤くなった。



…ほら、かわいい。



「…ニノちゃんが、挿れるの?」

「だめなの?」



俺が首を傾けて聞くと
雅紀の顔がもっと赤くなった。



そりゃ、怖いかもしれない。

俺だって怖かった。


けど、雅紀が優しくしてくれたから
全然痛くなかったし怖くなかった。


「ま、待って…」

「ご飯食べてからね?」



雅紀の真横に座って
ご飯を食べる。


雅紀はびくびくして
全然箸が進んでない。


…かわいい。

こういう雅紀を見るのも
きっと俺だけなんだろうな。



「じゃ、片付けは俺やるから。
雅紀は寛いでていいよ。
自分家なんだからさ。」




俺が食器を片付けていると
雅紀の気配がした。


後ろを向くと、やっぱり
雅紀が立ってた。



「俺、ローション持ってない…」

「…ボディークリームは?」

「あるけど…」




それでいいじゃん。

てか、昨日のは
もう使い切ったの?



「…はい、終わったよ。
さ、雅紀おいでー」

「うぅ…」



恥ずかしそうに顔を伏せて
近付いてくる雅紀。


…やっぱりさ、
お前はかわいいんだよ。



「舌、出して」

「…ん」



赤い舌が誘うように動く。


…ほら、かわいさ無自覚。


雅紀と舌を絡めながら
服に手を入れていく。


胸の突起をぴんっと弾いたら
雅紀の体が揺れた。


唇を離すと、雅紀の口から
甘い声が漏れ始めた。



「は、あぁ…っ」

「綺麗だよ」



服を脱がして
綺麗な肌にキスを落としていく。



びくびく揺れる雅紀の体は
誰よりも綺麗だった。



優しくするから。
怖がらないで。

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