
恋空予報
第14章 一緒
相葉side
「ま、まに、まにあ、ったぁ…」
俺がぜぇぜぇいってると、
翔ちゃんがケラケラ笑った。
「はは、あんまギリギリに来てると
給料減らされるぞ。」
「う"っ…」
それだけはいや。
あ…ニノちゃん、
今日帰り遅いんだっけ。
カレンダーにシールが貼ってあった。
なんでシールなの?って聞いたら、
書き込むのがめんどくさいからって。
ニノちゃんらしいや。
でも、俺の名前は
ちゃんと書いてくれる。
ふふ、嬉しい。
ま、ノロケはこの辺にして。
仕事しなきゃ。仕事。
「雅紀~、コピー機壊れた」
「えぇ!?またぁっ!?」
翔ちゃんは機械音痴、だと思う。
この前もパソコンが壊れとかどうとか言って
業者さんを困らせていた。
…そんな翔ちゃんを優しく見つめる人。
…松本先輩と目が合った。
「しょーう」
「じゅ、潤…」
恥ずかしそうに俺の後ろに隠れて
もじもじしてる翔ちゃん。
…うん。
俺を盾にしないでほしいな。
松本先輩からの殺気がすごい。
やめてやめて。
怖い怖い。
そんな俺の気持ちも知らずに、
翔ちゃんは俺の服の裾を摘まむ。
「相葉…」
「ひぃっ…」
翔ちゃんが俺の服の裾を
摘まむ力を強くした。
松本先輩からの殺気が止まらない。
止まるどころか溢れ出てる。
…ま、これは部長が来てくれて
円満解決…とはいかないけど、
なんとか丸く収まった。
「…翔ちゃんのばかぁ…」
「ふぉ?」
ふぉ?って…。
オムライスを頬張ってる
翔ちゃんを軽く睨んだ。
そしたら、ふへへって笑い始めた。
だからぁ、笑い事じゃ
ないんだってばぁ。
「翔ちゃんのせいで怒られたぁ…」
「ふへへ、ごめんごめん」
もー。
……松本先輩が
怒ると怖いんだから。
翔ちゃんのことになると
いっつもすごい。
それだけ大切にしてるって
ことなんだろうな。
俺はニノちゃんのこと、
大切にできてる…?
「ま、まに、まにあ、ったぁ…」
俺がぜぇぜぇいってると、
翔ちゃんがケラケラ笑った。
「はは、あんまギリギリに来てると
給料減らされるぞ。」
「う"っ…」
それだけはいや。
あ…ニノちゃん、
今日帰り遅いんだっけ。
カレンダーにシールが貼ってあった。
なんでシールなの?って聞いたら、
書き込むのがめんどくさいからって。
ニノちゃんらしいや。
でも、俺の名前は
ちゃんと書いてくれる。
ふふ、嬉しい。
ま、ノロケはこの辺にして。
仕事しなきゃ。仕事。
「雅紀~、コピー機壊れた」
「えぇ!?またぁっ!?」
翔ちゃんは機械音痴、だと思う。
この前もパソコンが壊れとかどうとか言って
業者さんを困らせていた。
…そんな翔ちゃんを優しく見つめる人。
…松本先輩と目が合った。
「しょーう」
「じゅ、潤…」
恥ずかしそうに俺の後ろに隠れて
もじもじしてる翔ちゃん。
…うん。
俺を盾にしないでほしいな。
松本先輩からの殺気がすごい。
やめてやめて。
怖い怖い。
そんな俺の気持ちも知らずに、
翔ちゃんは俺の服の裾を摘まむ。
「相葉…」
「ひぃっ…」
翔ちゃんが俺の服の裾を
摘まむ力を強くした。
松本先輩からの殺気が止まらない。
止まるどころか溢れ出てる。
…ま、これは部長が来てくれて
円満解決…とはいかないけど、
なんとか丸く収まった。
「…翔ちゃんのばかぁ…」
「ふぉ?」
ふぉ?って…。
オムライスを頬張ってる
翔ちゃんを軽く睨んだ。
そしたら、ふへへって笑い始めた。
だからぁ、笑い事じゃ
ないんだってばぁ。
「翔ちゃんのせいで怒られたぁ…」
「ふへへ、ごめんごめん」
もー。
……松本先輩が
怒ると怖いんだから。
翔ちゃんのことになると
いっつもすごい。
それだけ大切にしてるって
ことなんだろうな。
俺はニノちゃんのこと、
大切にできてる…?
