
恋空予報
第14章 一緒
相葉side
早く終わらせなきゃ。
早く終わらせなきゃ。
早く終わらせなきゃ。
それだけを考えていた。
ニノちゃんが待ってるって思うと
いつもはグダグダ話ながらする仕事も
話さずばーーっと終わらせて、
部長から頼まれたことも
さっさと終わらせた。
早く帰りたい。
ニノちゃんに会いたい。
「…よし、終わった!」
「はやっ」
翔ちゃんは俺に無理すんなよって
わしゃっと頭を撫でた。
俺は翔ちゃんにお礼を言って
定時より早く帰った。
「あ、やば…っ」
卵ないんだっけ…
あとは、ポカリ買っていこうかな。
「えーっと…これでいいかな。」
冷えピタも買ったし、
これでいいかな。
「ただいまー…」
扉を開けると、
いい匂いが漂った。
…え?
まさか寝てないの?
俺がリビングまで
走っていくと、キッチンで
料理してるニノちゃんがいた。
「あ、おかえり」
「おかえりじゃなくて!
寝てなくていいの!?なにしてんの!?」
「…ご、ごめんなさい…」
ニノちゃんは
ぽろっと涙を溢した。
えええ!?
ニノちゃんは俺をべしべし叩いて
涙をぽろぽろ溢す。
「怒んなくてもいいじゃんか…
待ってたんだよ!?ばかばか!」
ニノちゃんは俺にぎゅうっと抱き付いて
離れなくなった。
…あ、なんか嬉しいかも。
あったかいな。
俺はニノちゃんの額に
ちゅっとキスをした。
それから少し見つめ合って
優しく唇を重ね合わせた。
早く終わらせなきゃ。
早く終わらせなきゃ。
早く終わらせなきゃ。
それだけを考えていた。
ニノちゃんが待ってるって思うと
いつもはグダグダ話ながらする仕事も
話さずばーーっと終わらせて、
部長から頼まれたことも
さっさと終わらせた。
早く帰りたい。
ニノちゃんに会いたい。
「…よし、終わった!」
「はやっ」
翔ちゃんは俺に無理すんなよって
わしゃっと頭を撫でた。
俺は翔ちゃんにお礼を言って
定時より早く帰った。
「あ、やば…っ」
卵ないんだっけ…
あとは、ポカリ買っていこうかな。
「えーっと…これでいいかな。」
冷えピタも買ったし、
これでいいかな。
「ただいまー…」
扉を開けると、
いい匂いが漂った。
…え?
まさか寝てないの?
俺がリビングまで
走っていくと、キッチンで
料理してるニノちゃんがいた。
「あ、おかえり」
「おかえりじゃなくて!
寝てなくていいの!?なにしてんの!?」
「…ご、ごめんなさい…」
ニノちゃんは
ぽろっと涙を溢した。
えええ!?
ニノちゃんは俺をべしべし叩いて
涙をぽろぽろ溢す。
「怒んなくてもいいじゃんか…
待ってたんだよ!?ばかばか!」
ニノちゃんは俺にぎゅうっと抱き付いて
離れなくなった。
…あ、なんか嬉しいかも。
あったかいな。
俺はニノちゃんの額に
ちゅっとキスをした。
それから少し見つめ合って
優しく唇を重ね合わせた。
