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相葉side



抱きつけなくて不貞腐れてるニノは
世界一、いや、宇宙一かわいい。


誰よりもかわいくて、
誰よりも愛しい人。


そんな人、この先
一生いないだろうな。


ニノ以外、
そんな人いないから。



「ねえ、まあくん…。」

「んー？」

「好き？」

「好きだよ。」



ニノは俺の返事に
ニコニコしてる。


かわいい奴め。



「んふふ、誰が？」

「えー？ニノが？」

「何で疑問系なのー？」

「んふふ」



俺は唇に人差し指を当てて
ニノに秘密って囁いた。


ニノは不満気にぶーぶー
言ってるけど。

そんなことでも
かわいいなあって
思うようになっちゃって。


なんかね、ニノ依存症に
なってるんだよね。


ニノがいない生活なんて
もう終わりだよ。

死んだ方がマシ。



「ねえまあくん。
好き？」

「好きじゃなくって大好き、を
通り越して愛してるよ。ニノ。」



俺はニノの頭を
優しく撫でた。


ニノは嬉しそうに
「えへへ」って言う。

うん、ほんとにかわいいな。



「俺もまあくんを愛してるー♪」

「んふふ、ありがと。

あ、もーじき着くね。
降りる準備しといてねー。」

「ほーい」



ニノは嬉しそうにニヤニヤしながら
降りる準備を始めた。


…んふふ、見てるだけで幸せ。