
恋空予報
第18章 番外編 最近の心情
櫻井side
はぁはぁと荒い息が
浴場に響く。
「翔、可愛かった。」
そう言って俺の額に
キスをする潤。
濡れた髪が色っぽくて、
かっこよくって。
「…可愛く、ない。」
「じゃあ、綺麗?」
「疑問系なの?」
「可愛いし綺麗。」
潤の顔が真面目だったから
余計恥ずかしくて。
馬鹿…って、照れ隠しで
言うしかなかった。
「はーっ、いい湯だったあ。」
「マンションの風呂なのに?」
「翔と入ったからだよ。」
そう言って麦茶を
飲み干す潤。
ぷはーって親父みたいな
声を出す潤。
それが面白くて、
吹き出した。
「…なに笑ってんの?」
「えー?ちょっとね?」
俺が笑ってたら、
潤が膨れて、
「教えて」
って言う。
俺はしょうがないなあって
さっきのことを喋った。
「そんなに面白かった?」
「うん。」
だって、声と言い顔と言い
全てにおいて親父みたい
だったんだもん。
「翔、寝よっか。」
「そうだね。
明日も早いもんね。」
潤が俺を姫抱きして
寝室まで連れてってくれた。
「潤、ぎゅーってして…?」
「しょうがないなあ。
翔は甘えん坊さんだね。」
「んふふ、」
潤の暖かい腕の中で
俺はとろとろと眠りについた。
はぁはぁと荒い息が
浴場に響く。
「翔、可愛かった。」
そう言って俺の額に
キスをする潤。
濡れた髪が色っぽくて、
かっこよくって。
「…可愛く、ない。」
「じゃあ、綺麗?」
「疑問系なの?」
「可愛いし綺麗。」
潤の顔が真面目だったから
余計恥ずかしくて。
馬鹿…って、照れ隠しで
言うしかなかった。
「はーっ、いい湯だったあ。」
「マンションの風呂なのに?」
「翔と入ったからだよ。」
そう言って麦茶を
飲み干す潤。
ぷはーって親父みたいな
声を出す潤。
それが面白くて、
吹き出した。
「…なに笑ってんの?」
「えー?ちょっとね?」
俺が笑ってたら、
潤が膨れて、
「教えて」
って言う。
俺はしょうがないなあって
さっきのことを喋った。
「そんなに面白かった?」
「うん。」
だって、声と言い顔と言い
全てにおいて親父みたい
だったんだもん。
「翔、寝よっか。」
「そうだね。
明日も早いもんね。」
潤が俺を姫抱きして
寝室まで連れてってくれた。
「潤、ぎゅーってして…?」
「しょうがないなあ。
翔は甘えん坊さんだね。」
「んふふ、」
潤の暖かい腕の中で
俺はとろとろと眠りについた。
