恋空予報
第19章 君に精一杯の愛を
相葉side
翌朝、目を覚ましたら
隣にニノの姿はなくて。
ご飯作ってるのかなって
思ってリビングに行っても
だぁれもいなくて。
「むぅ…。」
一人で迎える朝は
ちょっぴり寂しくて。
ニノって言う存在の大きさに
改めてびっくりした。
ポストに届いてる新聞を片手に
コーヒーを流し込む。
パンを口いっぱいに
頬張っていたら
うちの電話が鳴った。
「もしもーし?」
「あ…雅紀?ごめんね?
今日、早く行く日だったから
先に出ちゃったの。ごめん。」
「そういうことなら…
べつにいいけど?」
ありがと、って
いつものニノの声がして
一日がやっと始まった気がした。
行ってきますって言っても
誰もいないから。
今日の朝はなんだか寂しくて
物足りなかったから
早く誰かに会いたかった。
「翔ちゃーんっ!」
俺は翔ちゃんの無防備な背中に
ぴょんっと飛び付いた。
「ぅおっ!
やめろよ!重い!」
そう言って俺を引き剥がした。
翔ちゃんの顔を覗き込んだら、
なんだかとても不機嫌そうで。
「…し、翔ちゃん?」
「んだよ。」
「なんか機嫌悪い?」
「…。」
…どうしたんだろう?
翌朝、目を覚ましたら
隣にニノの姿はなくて。
ご飯作ってるのかなって
思ってリビングに行っても
だぁれもいなくて。
「むぅ…。」
一人で迎える朝は
ちょっぴり寂しくて。
ニノって言う存在の大きさに
改めてびっくりした。
ポストに届いてる新聞を片手に
コーヒーを流し込む。
パンを口いっぱいに
頬張っていたら
うちの電話が鳴った。
「もしもーし?」
「あ…雅紀?ごめんね?
今日、早く行く日だったから
先に出ちゃったの。ごめん。」
「そういうことなら…
べつにいいけど?」
ありがと、って
いつものニノの声がして
一日がやっと始まった気がした。
行ってきますって言っても
誰もいないから。
今日の朝はなんだか寂しくて
物足りなかったから
早く誰かに会いたかった。
「翔ちゃーんっ!」
俺は翔ちゃんの無防備な背中に
ぴょんっと飛び付いた。
「ぅおっ!
やめろよ!重い!」
そう言って俺を引き剥がした。
翔ちゃんの顔を覗き込んだら、
なんだかとても不機嫌そうで。
「…し、翔ちゃん?」
「んだよ。」
「なんか機嫌悪い?」
「…。」
…どうしたんだろう?