恋空予報
第19章 君に精一杯の愛を
二宮side
人事異動祝いで
会社の同じ部署の人と
飲んでたら、こんな時間。
朝も雅紀に会ってないし、
こんな時間じゃ
寝ちゃってるだろうし…。
後悔しながら
家路に着いた。
合鍵でドアを開けたら、
お酒臭い…。
リビングに行ったら、
雅紀と櫻井がソファーに座りながら
雅紀が肩を貸して寝ていた。
…むぅ。
あそこは俺の特等席なのに。
なのに。
なんで櫻井なんかに
貸してるんだよ。
櫻井には潤くんがいるのに。
でも……、
気持ち良さそうに
寝てる二人を見てると、
起こす気になんてなれなくて。
「…馬鹿。」
それだけ呟いて、
お風呂場に向かった。
嫉妬するなんて、醜い。
自分が醜くなってる気がして、
なんだか嫌になる。
自分の醜さを落としたくて、
ボディーソープを多目に出して、
ゴシゴシと強く肌を擦った。
こんなんじゃ
落ちるハズないのに。
泡を洗い流したら、
強く擦った肌が赤くなってた。
…全部雅紀のせいだもん。
俺に嫉妬させる雅紀が
いけないんだからね。
人事異動祝いで
会社の同じ部署の人と
飲んでたら、こんな時間。
朝も雅紀に会ってないし、
こんな時間じゃ
寝ちゃってるだろうし…。
後悔しながら
家路に着いた。
合鍵でドアを開けたら、
お酒臭い…。
リビングに行ったら、
雅紀と櫻井がソファーに座りながら
雅紀が肩を貸して寝ていた。
…むぅ。
あそこは俺の特等席なのに。
なのに。
なんで櫻井なんかに
貸してるんだよ。
櫻井には潤くんがいるのに。
でも……、
気持ち良さそうに
寝てる二人を見てると、
起こす気になんてなれなくて。
「…馬鹿。」
それだけ呟いて、
お風呂場に向かった。
嫉妬するなんて、醜い。
自分が醜くなってる気がして、
なんだか嫌になる。
自分の醜さを落としたくて、
ボディーソープを多目に出して、
ゴシゴシと強く肌を擦った。
こんなんじゃ
落ちるハズないのに。
泡を洗い流したら、
強く擦った肌が赤くなってた。
…全部雅紀のせいだもん。
俺に嫉妬させる雅紀が
いけないんだからね。