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恋空予報

第5章 告白

二宮side


いつもの元気は
どこにいったんだか。


後ろの相葉は大人しく
俺についてきている。


「…ごめん…」

「な、なんで謝るんですか…?」



びっくりしてる相葉。


気付いてないんだ。


「昨日、無視した。
妹といたから…」

「い、妹さんだったんですか!?」


他に誰がいるんだよ。
なんて、内心つっこみながらも
話を続けた。


「あと、家から追い出してごめん。」

「へ?気にしてたんですか?」


お前は気にしないのかよ。


だって、追い出されたんだぞ?


俺を運んでくれたのに。



「あと、最後にひとつ。」

「は、はい…」



俺は相葉に近付いた。


そしたら、相葉が後退りした。


…好きだ…


その手も、首も、足も、全て…



「相葉、好きだ…
恋愛的な意味で。」



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