テキストサイズ

恋空予報

第6章 嫉妬

二宮side


「「はぁぁぁぁ……」」


俺たちは二人、向かい合って
落ち込んでいた。


結局、相葉は俺を見つけると
逃げるように走り去るし。


「潤くん、もうあれはやめよう…」
「そうだね…泣くわ…」


さすがに潤くんも辛いみたい。


付き合ってるからって
調子乗っちゃだめだよな…


はあ…相葉に触れたい…



「謝りにいこっか?」
「うぅ…潤くーん…」


俺は潤くんに抱き付いた。


でも、それはしない方が
よかった行為だった。


…相葉が見ていたなんて、
思いもしなかった。

ストーリーメニュー

TOPTOPへ