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恋空予報

第7章 緊張

相葉side


明後日は先輩の家。


……めっちゃ緊張する。


いや、初デートがお家デートって
なんか、恥ずかしくない?



「はぁぁぁぁぁ……」

「雅紀、朝からため息つくなよー」



翔ちゃんがケラケラ笑う。


……だって、恥ずかしくないの?
緊張、しないの?



「翔ちゃんは先輩とどこ行くの?」

「どこだろーな……
先輩に任せるわ。」



松本先輩、オシャレそうだよね。

ニノちゃん先輩はパーカーとジーンズ
みたいな服装かな……


想像したら、なんか、
おかしくなって笑っちゃった。


授業中に。



「相葉くん、笑わないでよー」

「わわ、大野先生のこと
笑ったわけじゃないですよ!?」



大野先生、おーちゃん先生は
黒板に体をむけた。


隣の翔ちゃんが「笑ってんな」って
俺に忠告した。


居残りになるらしい…

あと、おーちゃん先生は
怒ると相当怖いとか。






「やぁっとお昼だぁぁぁ…」

「お腹空いた~」




翔ちゃんと二人で購買に向かう。


その途中でニノちゃん先輩と
松本先輩とすれ違った。


あっちは気付いてなかったみたい。


二人の周りは女子、女子女子。


……俺、本当にニノちゃん先輩と
付き合ってていいのかな…

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