テキストサイズ

恋空予報

第7章 緊張

二宮side



「にぃに、行ってきまーす!」

「お友だちと仲良くね」

「はぁい」


そのはきょう、お泊まり保育の日。


発作とか、起きないよな…?


そのを送り届けて
次は家の掃除。


相葉が来て「うわ、きたな…」
ってなるのは嫌だし、変な気を遣わせるのも嫌。


よし、これでいいかな…


あとは相葉が来るのを待つだけ。


潤くんはしっかり計画たてて
あるんだろうな…


俺、なんも考えてねぇよ?




「あ、やべ、相葉の連絡先
聞いとくの忘れてた…」


そうだ、相葉の連絡先
聞くの忘れてた……


潤くんからの櫻井からの
相葉、ってだめかな?





ー ピンポーン♪ ー


来た!相葉だ!


「はーい」

「せ、先輩、おはようございます!」


……あれ?


なんか、思ってた服装と
全然違う。


メガネ、してるし。


「…?どうかしました?
ニノちゃん先輩?」


相葉が俺の顔を覗き込む。


「あー、上がって上がって。」

「はーい」



……相葉、ってさ、
案外、かっこいいじゃん……

いや、かわいいけど。



「あ、これ母さんが作ってくれて…」

「え、悪いよ…」



相葉は丁寧にお菓子の詰め合わせを
持ってきた。


…そのが好きなクッキー…



「ありがとう。
あ、どうする?なにする?」

「へ?未定、なんですか?」


う…仕方ないだろ、相葉の好み、
分かんないんだから…


あ……それって相葉のこと
なんにも知らないってこと?

ストーリーメニュー

TOPTOPへ