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恋空予報

第7章 緊張

二宮side



……だめだ。集中できない…


隣に相葉がいて、しかも、
メガネしてるんだぞ?



「ニノちゃん先輩、ここ、
教えてもらえますかね? 」

「ん、ここ?」

「はい…」



相葉がうーん、と唸る。


……かわいい。


「あ、こら!爪噛まない!」

「…すいません……」

「ここはね、これ使うの。
わかる?あい……」




は?


なんで俺、相葉に押し倒されてんの?


え、ちょ、待てよ……


なにがどーなってこーなった?


俺が考えてたら、相葉の顔が
近付いてきて、優しくキスした。





「…相葉……?」

「…すいません……」


相葉は俺のシャツに手を入れて
胸の突起に触れた。



「ゃ…っ、…あいばっ…」

「…すいません……」



すいませんしか、言ってねぇじゃん…



相葉が俺の胸の突起を口に含んだ。



「ゃ…っ、ぁあ…あいばっ…」



ぴちゃぴちゃと厭らしい
水音が響く。


…まさか、相葉…

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