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恋空予報

第7章 緊張

相葉side



「…雅紀……」



……そう聞こえた気がした。


ニノちゃんの声。


やわらかくて、優しい声。



ニノちゃんも寝るかな?って
期待してたんだけど、また勉強を始めたみたい。


…なーんだ。
つまんないのー




「んっ…」



ニノちゃんの甘い声が漏れた。




…?



なにしてるのかな…?



俺が気になって布団から
少し顔を出して覗くと、
ニノちゃんが一人でしてた。



…え?


ニノちゃん、溜まってんの?


昼間、あれだけ出したのに…





「んっ、ぁぁ…」



声を押し殺してしてるのが、
なんとも言えずかわいい。



そのうち、俺の息子さんが起きてきちゃって、
我慢できなくなった。




「ニノちゃん…」

「へ、ああああ、あ相葉、
お、おおおおお起きてたの?」



かわいい…



俺はニノちゃんに優しく
キスをした。

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