テキストサイズ

恋空予報

第8章 生徒会

相葉side



ニノちゃんが俺を連れ込んだのは、
お洒落なカフェ。


「ニノちゃ…」

「あれ?相葉って
こういうところ来ないの?

来ると思ってたんだけど…」



いや、初めてです。


翔ちゃん家に行っても、
ゲームか勉強か漫画読んでるか。


それくらいしかしないから。



「初めて…です…」

「なんで敬語?笑
いいけどさ。」



ニノちゃんは相葉は何頼む?って
スマートに聞いてくる。



…かわいいくせに、
かっこいいなんてずるい…



「あ、ブラックコーヒーで」

「…まじで?」

「へ?だめでした?」



ニノちゃんは信じらんないって
目で俺を見てる。



「ニノちゃんは何頼むの?」

「…気分的に抹茶オレ…///」



恥ずかしそうにメニュー表で
顔を隠すニノちゃん。



…かわいい。

ストーリーメニュー

TOPTOPへ