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イケメン夜曲 ~幸せの夜曲~

第2章 ティーカップ



「当店 『ブルーベル』は、一流のサーブでもてなしをする、この街有数のティーサロンだ。新人だからと言って容赦はしないので、そのつもりで」


「はい、よろしくお願いします」


(緊張するけど...期待に応えられるように頑張ろう)


「まず、君の仕事だが」


不意に、ハルさんがテリザの手袋をするりと取り払った。


(な、何......!?)


「まずは、この店に相応しいレディになってもらう必要がある。」



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