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イケメン夜曲 ~幸せの夜曲~

第5章 閉ざされて



―――下した判断は、間違っていただろうか。


もしも、彼女が目の前から消えたりしたら…。


ハンドルを握る手に、ぐっと力が籠った。


―――そんなことにはさせない。絶対に。


(彼女が自分を守る気がないなら、俺が守る。)


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