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イケメン夜曲 ~幸せの夜曲~

第9章 追憶



あの行為は、そういう意味だったのだ。


そう理解したテリザは泣きじゃくり、母に打ち明けたいと兄に縋った。しかし兄は、そうなったら自殺をすると返事をした。過呼吸を起こし、死にそうになっている兄を見て、テリザは泣くしかできなかった。


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