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イケメン夜曲 ~幸せの夜曲~

第3章 舞踏会


(...っ、そういう理由もあったんだ...)


「こ...いびとって......変なこと言うなよ、ハル...」


わずかに頬を染めてリュカが目を逸らし、テリザまでどこか落ち着かなくなる。


「...ええっと......それじゃ、とにかく......踊ろうか」

「うん...」


控え目に答えてリュカの手を取ると、テリザはホールの中央へと足を踏み出した。

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