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イケメン夜曲 ~幸せの夜曲~

第3章 舞踏会



『今夜、あなたと出会ったことを...私は忘れられないでしょう』



(ラッド様のお話を受ければ、あの人は本当の敵になる。けど...あの人に、もう一度会えるかもしれない)


どうしてをこんなこと願ってしまうのか自分でも分からないけれど...もう一度、あの甘い声を聞きたい――そんな強い気持ちが、胸を騒がせていた。


いけないと思うのに、彼に、会いたい。

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