テキストサイズ

距離

第1章 距離3

Nside

俺はマネージャーと一緒に、朝一、病院へ行った。
昨日、診てもらった同じ医師が診察してくれた。

先生「熱は下がってますね、まだ微熱ですが、これならもう大丈夫ですね。ただ、体力は回復してないので、今日は安静にしていて欲しいのですが、コンサートなんですよね?」

ニノ「はい」

先生「仕方がないですね。もし、ぶり返したら、処方した薬を飲んで下さい。あとご飯も食べて、水分補給を取ってください。では、お大事に」

マネージャーもその言葉を聞いて安堵の表情をしている
会計をして俺は病院からコンサート会場へ向かった。
---------------------
コンサート会場に着き、楽屋へ行くと笑い声が聞こえてくる。
俺が中に入っていくと、みんなが一斉に俺のほうを見て・・・
大丈夫かと声をかけてくれる。

ニノ「ごめん。迷惑かけて」

リーダー「いいよ、今度、俺の後ろで踊ってくれれば」

相「俺も」

ニノ「えっ、ヤダ、それだけは嫌だ」

そんなやり取りを聞いたスタッフが笑っている。その時、松潤が楽屋に入ってきた。

潤「ニノ、大丈夫?出れる?」

ニノ「大丈夫、出るよ」

潤「早速なんだけど、打ち合わせしていい?、それでリハするから」

スタッフが集まってきて、本日のコンサートの打ち合わせが始まった。本来の内容をするにはニノの体力的には厳しいからと、昨日の内容をさらに一部変更したものとなった。

潤「これでいいかな?ニノできる?」

ニノ「大丈夫、松潤ありがとう」

翔「ニノはまだ微熱だから、リハはいいだろう?」

潤「うん、大丈夫。翔ちゃんだけリハ出てくれれば」

ニノ「いいよ、リハやれるよ」

潤「微熱あんだろ。リハやってぶり返して本番出れないほうが困る、寝て」

リーダー「だって(笑)」

ニノ「わかった、Jに言われたら寝ないと殺されかれない(笑)」

潤「ではニノ以外はみんな、リハ。いくよ」

松潤の声でみんな、一斉にリハーサルのため、ステージへ向かった
-------------------
俺まだ完全に熱が下がっていないこともあり、リハには参加せず楽屋で一人寝ることになった。

マネージャーがご飯を用意してくれた、一人で食べて、薬飲んで、寝るように指示された。

一人、寂しいなと感じながら・・
いつの間にか寝ていた。

ストーリーメニュー

TOPTOPへ