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幻想世界☆

第9章 寄り添う心①

横「約束する裕太が嫌がることは、もう絶対にしないって」



ジーッと見つめる瞳に嘘は感じられない。



玉「なら、なんでも言う事を聞いてくれる」

横「もちろん」

玉「宮田に会いたい」

横「えっ」

玉「会って、あいつをギッタギタのギャフンと言わせてやるんだ」

横「ぷっ、あははっ」



すると、わたは大笑いし。



横「行くか」

玉「うん」



まだ手遅れじゃないよね?ガヤ、俺たちはいくらでもやり直せる。

ガチャ、ガチャガチャ!



横「おっかしいなぁ」

玉「どうしたの」

横「それが、開かないんだよ」

玉「えっ」



2人とも、鍵を閉めた覚えなどなかった。

っていうか元々カギなんてないし。



横「閉じ込められちゃったみたいだね」

玉「大丈夫さ」

横「んっ?」

玉「俺は、わたを信じてるし」

横「裕太、ふっ」



一緒に過ごす時間が大切、想いが熱くなり寄り添ってこそ。

だから宮田、お前のことも信じてる。

千賀を思うその気持ちが、偽りではないと。

ただし―

会ったらギッタギタのギャフンと言わせてやるからな覚えとけ、ニヤッ

目を覚ましたら、何故だか疲れきった顔のガヤがいた

ほら仕事だよメンバー全員が顔を合わせるキスブサの

俺たちはいつでも一緒さ、その笑顔が光を放ち。




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