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幻想世界☆

第9章 寄り添う心①

・玉森side

信じられないけど、これが現実。



横「裕太」

玉「近づくな」



俺達は同じ夢を見ていたんだ、つまり宮田と千賀は。

何もかもそれで分かった、だからあいつは千賀にベッタリしていたんだな。

携帯に掛けても出なかったのは2人が一緒にいたから



横「話を聞いてくれない」

玉「わたは俺が好きなの」

横「あぁ大好き、ニコッ」

玉「ドキッ、だっ、ダメだってそんな顔をしたって絶対に許さない」

横「許して貰おうだなんて思っていないよ」



トックントックン胸の鼓動が高鳴る



横「聞いたんでしょ全部」

玉「うん」

横「ショックだった宮田と健永のことが」

玉「そりゃ」



あいつは俺の…ハッ



玉「来るなって言ったじゃん」



気がつくと目の前まで近づいてる、わた。

ギュッと抱きしめて来て。



横「俺がいる」

玉「やっ」

横「何もしない本当だよ」

玉「そんなの」

横「信じられない」



ガヤ、俺わたの事が好きだよ。



藤「いつから」

玉「分からない気がついたらそうなってた」

藤「じゃ」

玉「でも、もっとこの気持ち大事にしたかったんだ」



大切に…




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