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幻想世界☆

第28章 幻想世界☆番外編

○月▽日

屋良さーん、叫んだら久々にこっちへ来た。

が、一緒にいたのは。

「照史お前こんな所でなにやってんねん?」

うおぉー中間淳太じゃん。

「淳太あぁーっ」

すると屋良さんが、ほくそ笑みながらこう言った。

「毎日、騒がれて堪らないから桐山を迎えに来いって言ったんだ」

そりゃないぜ屋良さん。

俺は、また独りになってしまったじゃんよ。



〈コメント〉

まぁ仕方ないだろ、これも運命だ(笑) by屋良

河合くんホンマ、お世話になりました楽しかったで。
 by桐山

照史がご面倒をかけ、すんませんでした。by中間



○月□日

独り寂しく時を過ごす俺、とそのとき。

「待て、待てってば優馬」

「勘弁して下さい2人共」

「お前が好きな方を選べばいいって、なっ?」

「そうそう俺だろ優馬?」

「俺だよな?」

「あなた、いい加減にして下さい」

「そっちこそ」

あれは滝沢くんと翼くん、それに。

「あっ、河合くんやないですか?」

「おっ、おう ハハッ」

「「優馬あぁーっ」」

あはっ…

「お前も大変だな」

どちらも、引こうとしない2人の先輩の間に挟まれ。

そう思った時だった、突然脇から。

「優馬、こっちへ来い」

へっ?あっ…

「しげ」

「ほら早く」

グイッとその腕を掴み一目散に外へ。

重岡やるぅーフッ

もちろん後で大騒ぎになったのは言うまでもない。

おしまい―




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