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幻想世界☆

第10章 迫り来る闇①

・北山side

翌朝、俺達は某スタジオで顔を合わせていた。



宮「おっはよーす」

玉「宮田あぁーっ」

宮「ギクッ、たっ、タマ」


玉「覚悟おぉーダダダッ」

宮「ぎえぇーっ、千ちゃん助けてぇ」

千「俺、しーらないっと」



ガハハハッ、今日も平和だ

横尾さんは椅子に座り本を読み、その近くには藤ヶ谷が。

んっ?藤ヶ谷…



藤「みやにはまだ」

横「そこまで話してはいないんでしょ?」

藤「うん」



俺をピンクに染めたやつ。



横「その件に関しては裕太と俺に任せて欲しい」

藤「分かった、んっ?なに北山」

北「ジィー別に、プイッ」

藤「はあっ?」

横「クククッ、お株を取られたね太輔 クスッ」

藤「わたぁー」



ふーんだ、アッカンベ。



ニ「さぁさぁ、今日も張り切って1位を狙うよ」

北「おまえ自信あるの?」

ニ「もちろん、ミツは」

北「ふっ、負けはしないぜ俺も」

ニ北「ガハハハッ」



が、まだ俺は何も知らないでいたんだ。



スタッフ「それでは収録を開始しまーす」



あの夢が現実であること、そして。



宮「コン…テス‥ト?」

横「いやそうじゃなく」

藤「パーティーだってさ」

宮「へっ?」



みんなが同じ夢を見ていて宮田と千賀。

横尾さんとタマが、デキてしまっていたことを。



宮「二階堂はまだ知らないんだ」

藤「お前と健永のこと」

宮「うん」

横「話せば少なからずショックを受ける」

宮「‥‥‥」

藤「大丈夫あいつの傍には北山がいるし、ニコッ」

横「そうだね、フッ」



終了後―



ニ「ミツ、何か食いに行かない?」

千「俺も行く」

宮「タマ、俺たちも」

玉「ガヤ、一緒に行こう」

藤「OK、わたもね」

玉「うん、ニコッ」

宮「えぇーっ、タマあぁ」

横「たまには、連れて行ってやるか フッ」

宮「やったぁ」

玉「騒ぐなよ」

宮「はーい、ニコッ」

千「クスッ」



夜はまた、やって来る。




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