テキストサイズ

幻想世界☆

第16章 壊れてく予感

執事「ちょうどいいところで出くわしました」

千「はっ?」

執事「例のパーティですがそろそろ行ってもよろしいのではないでしょうか」



んっ?パーティ、そうか!その手があった。



横「そのパーティだけど」

執事「なんでしょう?横尾さま」

横「外の連中も、招待して構わないわけ?」

執事「もちろん」

宮「幻想館の主とか?」

執事「なにかと、日頃からお世話になっていますので大歓迎でございます」

玉「仕立屋の人達も?」

執事「構いません」

千「ふーん随分と心が広いんだな何か企んでるんじゃない」

宮「千ちゃん!」

執事「とんでもございません皆さまに楽しんで頂きたいと、ただそれだけでございます」



どっちでもいいよ。

今さら、何かを企てる必要なんてないだろうしさ。

俺達はニカを除き、みんなこいつの思う通りになってしまったのだから。

それより―



横「なら数日の内に行えるよう準備をしよう」

玉「そうだね」



屋良さんや五関たちと揃って会えるいい機会だし。

これを利用しない手はない



千「俺、ニカにも知らせて来る、ダダッ」

宮「千ちゃん待って」



だが既にニカが俺達が何故この夢を見るようになったのか。

また、その目的がいったいなんなのかを屋良さん達から聞かされていようとは。

そして自分たちも近いうちにそのことを知る事となる

驚愕の事実を―




ストーリーメニュー

TOPTOPへ