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・横尾side

この日、俺たちは再び太輔とミツの２人を除いたメンバーで。

都内のとある場所へ集まっていた。



横「ニカ、今なんて!?」

ニ「ガヤの豹変は夢魔ゼロムが取り憑いたせいだったんだ」

千「マジか!?」

宮「それってどうなるの」

ニ「俺達が見た通りさ」

横「あれは太輔の意思ではなく取り憑いているゼロムがやっていることだったんだ」

ニ「そう」

玉「排除する方法は？」

ニ「ない、ｸｯ」

横玉宮千「‥‥‥」



正確には、ないに等しいとニカは言う。



ニ「わったー、ガヤの様子は相変わらず？」

横「そのときの向こうでの記憶はないそうだよ」

千「俺、思うんだけどさ」

玉「なに千賀」

千「こっちでは大丈夫なんだろ、だったら」

横「んっ？」



あっちの世界で、セックスしなくて済むようにすればいいって？



宮「それって、まさか」

玉「どういうこと？」

千「だからこっちでしちゃえばいいってわけさ」

ニ「はっ？」

横「おまっ」

玉「しちゃえばいいって」

ニ「じょ、じょーだんじゃない」

千「どうして？横尾さんとタマだってしてるじゃん」

ニ「えっ、そうなの」



ばっ、バカ健永。



玉「ｶｧｰｯ」

宮「千ちゃん！」

千「あっ、ごめん俺なんかまずいこと言った？」



はぁーもういいよ…



横「話を元に戻そうか」

宮「だけどそう簡単には」

千「でも、他に方法はないし」

玉「だからって」

ニ「今のままだとミツ壊れてしまう」



とにかくなんとかしないと