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俺達は意を決し思いきって太輔に話してみる事にしたんだ。

すると―



藤「無理だ出来ない、ｸｯ」

宮「ガヤさん」

千「だけどそうすればきっと向こうでしなくて済む」

宮「俺達が保証する、ねっ千ちゃん」

千「うん、初めてこっちでしたとき向こうではしなくても大丈夫だったから」

横「確かにあの執事も言っていた、どちらでヤっても同じことだと」

藤「わた…ｸｯ」

ニ「みんな２人が倒れちゃうんじゃないかって心配しているんだ」



仕事の時はなんとか気力で頑張っているみたいだけど

終わるとフラフラだから。



ニ「特にミツが、ｸｯ」

横「太輔、きっかけは俺らで作る」

千「試しに、やってみたらどうよ？」

藤「それでも、ダメだったら」

玉「ガヤ」

藤「俺はあいつを試し扱いするような事はしたくないんだ」

横「太輔」

ニ「だけどこのままじゃ」

玉「それでガヤの中にいる魔が大人しくしてくれるとは限らないしね」

藤「えっ？タマ、どうしてそれを」

横「みんな知っている」

藤「わた」

ニ「屋良さん達に聞いた、ガヤの中にはゼロムがいるって」

藤「そう」

千「ガヤさん」

藤「やっぱ出来ないよ」

横「太輔」



話し合いは堂々巡りのまま答えは出なくて。

が、まさかそれを。



北「藤ヶ谷にゼロムが」



決めたのはミツ自身だった

その胸の内に何があったのかは知らない。

ただそれによってまた１歩

奴らの計画が先へと進んでしまったのが分かったのは

それから暫くしてからの事だったんだ。

不気味に笑う執事の口から