幻想世界☆
第23章 闇からの誘惑
・二階堂side
この日ガヤと雑誌の撮影が一緒だった俺は。
藤「ニカ、終わったら話しがある」
ニ「なに?もしかして例の件で?」
藤「あぁ」
終了後、向かった先は何故だかネットカフェ。
藤「これを見て」
ニ「ネット小説?」
藤「会員になれば、誰でも投稿ができる」
この手の物は、携帯からでも観覧できるようになっていて。
登録料は無料―
藤「この山上浩介っていう人の作品を読んでみて欲しいんだ」
ニ「えっ」
題名は、無題となっているその小説は作者のところにこう書いてあった。
『現在、入院中の為コメントを頂いても返信ができません。』
ニ「ガヤ、この人」
藤「あの場所から少し行った先にある病院に入院しているらしい」
ニ「‥‥っ」
―その世界には、月が2つあった。1つは紫もう1つは淡い黄色。
俺は、すぐさま内容に惹きつけられてしまう。
何故なら、そのStoryは。
ニ「同じだ、あの夢の中での出来事と」
藤「こいつ、執事かもしれない」
ニ「顔を見たの?」
藤「いや昨日、病院へ行ったとき壁に絵が貼ってあってさ」
その絵が、あの世界の風景に似ていたことから。
藤「さりげなく近くにいた看護士に聞いてみると」
上の苗字だけが分かり小説を書いてると知ったガヤは
ニ「じゃフルネームが分かったなら、顔を見に行って来ようよ」
藤「今から?」
ニ「善は急げ、この時間ならまだ面会できるし」
藤「そうだね」
俺達は、なるべく気づかれないよう伊達メガネや帽子で変装し。
電車に乗り込んで急ぎ病院へ向かう。
受付「山上浩介さまですね少々お待ち下さい」
やった、これで奴かどうか確認ができる。
受付「以前入居されていた施設の関係者の方ですか」
ニ「施…設?」
藤「はい、そうです」
ニ「 (ガヤ?)」
藤「 (こういう時は合わせるんだニカ) ニコッ」
なるほど、さすが。
この日ガヤと雑誌の撮影が一緒だった俺は。
藤「ニカ、終わったら話しがある」
ニ「なに?もしかして例の件で?」
藤「あぁ」
終了後、向かった先は何故だかネットカフェ。
藤「これを見て」
ニ「ネット小説?」
藤「会員になれば、誰でも投稿ができる」
この手の物は、携帯からでも観覧できるようになっていて。
登録料は無料―
藤「この山上浩介っていう人の作品を読んでみて欲しいんだ」
ニ「えっ」
題名は、無題となっているその小説は作者のところにこう書いてあった。
『現在、入院中の為コメントを頂いても返信ができません。』
ニ「ガヤ、この人」
藤「あの場所から少し行った先にある病院に入院しているらしい」
ニ「‥‥っ」
―その世界には、月が2つあった。1つは紫もう1つは淡い黄色。
俺は、すぐさま内容に惹きつけられてしまう。
何故なら、そのStoryは。
ニ「同じだ、あの夢の中での出来事と」
藤「こいつ、執事かもしれない」
ニ「顔を見たの?」
藤「いや昨日、病院へ行ったとき壁に絵が貼ってあってさ」
その絵が、あの世界の風景に似ていたことから。
藤「さりげなく近くにいた看護士に聞いてみると」
上の苗字だけが分かり小説を書いてると知ったガヤは
ニ「じゃフルネームが分かったなら、顔を見に行って来ようよ」
藤「今から?」
ニ「善は急げ、この時間ならまだ面会できるし」
藤「そうだね」
俺達は、なるべく気づかれないよう伊達メガネや帽子で変装し。
電車に乗り込んで急ぎ病院へ向かう。
受付「山上浩介さまですね少々お待ち下さい」
やった、これで奴かどうか確認ができる。
受付「以前入居されていた施設の関係者の方ですか」
ニ「施…設?」
藤「はい、そうです」
ニ「 (ガヤ?)」
藤「 (こういう時は合わせるんだニカ) ニコッ」
なるほど、さすが。