
幻想世界☆
第24章 突然の異変
・玉森side
暗い夜道を、わたと2人して歩く。
玉「わた、誰とLINEしているの?」
横「んっ?太輔」
だけど、普段は電車や車で行く道のりを。
歩いて行かなければならないのは大変で。
玉「なんだって?ガヤ」
横「ミツが起きなくて困ってるらしい」
玉「あはっ」
それは…ハハッ
横「ねぇ裕太、行ってやってくれない?」
玉「えっ」
横「ミツの所へさ」
玉「わたは?」
横「俺はね」
と、そのときだった携帯が鳴り。
横「あっ、もしもし」
誰?っと、ジェスチャーで聞けば。
“ニカ”
わたは口だけを開き、そう言い。
ふーん、あっ、もしかしてあいつも迷っているのかな
横「すぐそこまで来ているみたいだし行って来るよ」
玉「はっ?」
横「裕太はミツのところへお願い」
玉「ちょ、わた」
タッタッタッタ 言うがいなや走り去って行き暗闇の中、姿が見えなくなる。
玉「うっそー」
ウオオォォーン、ウォン、ウォン、ウオーン!
なぜだか何処からともなく遠吠えが聞こえ。
狼?まさかぁ…ハハッ
お願いって言われてもどうやって行ったらいいわけ。
どっちがどっちなのか方向さえ分からないのにさ。
茫然と立ち尽くす俺…
ウオォン、ウオオォーン、オンオン!
ふと、いやな予感が脳裏を過ぎった。
玉「そうだ、ニカの携帯へ掛けてみればいいんだ」
不安を打ち消すかのように俺は携帯を手にし。
トルルル、トルルー
ニカ、出て!お願いだから頼む。
二「んもしもし、タマ?」
玉「わたそっちへ行った」
二「はっ?いきなりなに」
玉「行ってないの?」
二「うん、つうか今どこ」
そん…な
二「タマ?」
玉「電話したんじゃなかった?わたの携帯へ、さっきさ」
二「してない…けど?」
玉「マジで!?」
塚「玉森、俺たちそっちへ行くから場所を言って」
塚ちゃん。
玉「どうしよ、どっ、どうしたら、わた、消えちゃった」
二「タマ、しっかり!そこ目印になる物かなんかない」
玉「ニカ、くっ」
嘘だよね?離れないでって俺、言ったじゃん。
恐怖が怒濤の如く押し寄せ堪らない気持ちになる。
助けて…誰か‥
失ってしまうかもしれない不安に囚われ。
暗い夜道を、わたと2人して歩く。
玉「わた、誰とLINEしているの?」
横「んっ?太輔」
だけど、普段は電車や車で行く道のりを。
歩いて行かなければならないのは大変で。
玉「なんだって?ガヤ」
横「ミツが起きなくて困ってるらしい」
玉「あはっ」
それは…ハハッ
横「ねぇ裕太、行ってやってくれない?」
玉「えっ」
横「ミツの所へさ」
玉「わたは?」
横「俺はね」
と、そのときだった携帯が鳴り。
横「あっ、もしもし」
誰?っと、ジェスチャーで聞けば。
“ニカ”
わたは口だけを開き、そう言い。
ふーん、あっ、もしかしてあいつも迷っているのかな
横「すぐそこまで来ているみたいだし行って来るよ」
玉「はっ?」
横「裕太はミツのところへお願い」
玉「ちょ、わた」
タッタッタッタ 言うがいなや走り去って行き暗闇の中、姿が見えなくなる。
玉「うっそー」
ウオオォォーン、ウォン、ウォン、ウオーン!
なぜだか何処からともなく遠吠えが聞こえ。
狼?まさかぁ…ハハッ
お願いって言われてもどうやって行ったらいいわけ。
どっちがどっちなのか方向さえ分からないのにさ。
茫然と立ち尽くす俺…
ウオォン、ウオオォーン、オンオン!
ふと、いやな予感が脳裏を過ぎった。
玉「そうだ、ニカの携帯へ掛けてみればいいんだ」
不安を打ち消すかのように俺は携帯を手にし。
トルルル、トルルー
ニカ、出て!お願いだから頼む。
二「んもしもし、タマ?」
玉「わたそっちへ行った」
二「はっ?いきなりなに」
玉「行ってないの?」
二「うん、つうか今どこ」
そん…な
二「タマ?」
玉「電話したんじゃなかった?わたの携帯へ、さっきさ」
二「してない…けど?」
玉「マジで!?」
塚「玉森、俺たちそっちへ行くから場所を言って」
塚ちゃん。
玉「どうしよ、どっ、どうしたら、わた、消えちゃった」
二「タマ、しっかり!そこ目印になる物かなんかない」
玉「ニカ、くっ」
嘘だよね?離れないでって俺、言ったじゃん。
恐怖が怒濤の如く押し寄せ堪らない気持ちになる。
助けて…誰か‥
失ってしまうかもしれない不安に囚われ。
