幻想世界☆
第24章 突然の異変
・横尾side
裕太ごめんね…
愛する人に背を向けながら俺は、心の中で謝り続けていた。
ニカから連絡があったあと
俺はすぐさま太輔へLINEを送ったんだ、けれど。
いつまで経っても既読にはならず。
おっかしいなぁ、起きてるんでしょ?
ニカとは携帯で喋ったって聞いたし。
嫌な予感が脳裏を過ぎる。
そんなとき宮田から、着信の知らせが。
横「あっ、もしもし」
執事「横尾さま私でございます」
横「ぉ…(まっ)」
誰から?そう裕太がジェスチャーで聞いて来て。
“ニカ”俺は嘘をつき。
執事「宮田さまが、こちらへいらしています」
つまり向こうの世界の屋敷にってことか。
執事「約束通り連絡は致しました」
太輔は?そう、聞きたくはなったが。
裕太が傍にいたのでやめにした。
どっちにしても、宮っちを放っとくわけにはいかなかったから。
俺は…
横「すぐそこまで来ているみたいだし行って来るよ」
玉「はっ?」
横「裕太はミツのところへお願い」
玉「ちょ、わた」
分かっているよ。
自分の行動がどれだけ裕太を悲しませてしまうことになるのかを。
それでも…
横「ついた、ふっ、やっぱりここにあったんだね」
太輔が言った通り。
怪しく佇む、幻想館に似た古ぼけた屋敷。
そのドアノブに手を置くとギィーッと音を立て、扉が開いた。
横「へぇ中もそっくりじゃんってことは」
ここを通り抜ければ向こうへ行くってわけか。
奥へ奥へと進んで行くと、再び見えた扉。
なるほど…
そこから外へと出たら闇夜の世界。
何度か通った道を屋敷へと向かい歩いて行く。
無事に裕太が皆と合流できることを願いながら。
白い月、ミツ頼んだよ。
みんなを上手く誘導して、離ればなれにならないように。
俺達は待っているから希望を捨てず。
裕太ごめんね…
愛する人に背を向けながら俺は、心の中で謝り続けていた。
ニカから連絡があったあと
俺はすぐさま太輔へLINEを送ったんだ、けれど。
いつまで経っても既読にはならず。
おっかしいなぁ、起きてるんでしょ?
ニカとは携帯で喋ったって聞いたし。
嫌な予感が脳裏を過ぎる。
そんなとき宮田から、着信の知らせが。
横「あっ、もしもし」
執事「横尾さま私でございます」
横「ぉ…(まっ)」
誰から?そう裕太がジェスチャーで聞いて来て。
“ニカ”俺は嘘をつき。
執事「宮田さまが、こちらへいらしています」
つまり向こうの世界の屋敷にってことか。
執事「約束通り連絡は致しました」
太輔は?そう、聞きたくはなったが。
裕太が傍にいたのでやめにした。
どっちにしても、宮っちを放っとくわけにはいかなかったから。
俺は…
横「すぐそこまで来ているみたいだし行って来るよ」
玉「はっ?」
横「裕太はミツのところへお願い」
玉「ちょ、わた」
分かっているよ。
自分の行動がどれだけ裕太を悲しませてしまうことになるのかを。
それでも…
横「ついた、ふっ、やっぱりここにあったんだね」
太輔が言った通り。
怪しく佇む、幻想館に似た古ぼけた屋敷。
そのドアノブに手を置くとギィーッと音を立て、扉が開いた。
横「へぇ中もそっくりじゃんってことは」
ここを通り抜ければ向こうへ行くってわけか。
奥へ奥へと進んで行くと、再び見えた扉。
なるほど…
そこから外へと出たら闇夜の世界。
何度か通った道を屋敷へと向かい歩いて行く。
無事に裕太が皆と合流できることを願いながら。
白い月、ミツ頼んだよ。
みんなを上手く誘導して、離ればなれにならないように。
俺達は待っているから希望を捨てず。