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幻想世界☆

第25章 選ばれし者

・千賀side

ウオオォーン、ウォンウォン!

どのくらい歩いたのだろう

誰かが向こうから、やって来るのが分かり。

よーく目を凝らして見ると



千「なっ、宏光!?」

屋「北山!」



それに気づき、屋良にぃも大声を上げ。



北「屋良さん?ハッ、千賀だ千賀あぁーっ」



ダダダダダッ、俺達を見つけ物凄い勢いで走り寄って来る宏光。

でも、どうして狼なわけ?

ここあっちの世界じゃないしさ。



北「藤ヶ谷がいないんだ」

千「えっ、つうかその耳」

北「んっ?あぁ、捜し回っていたら勝手に生えて来てよ」

千「なんで?」

北「さぁ、知らね」



と、途端にピョコンぴょこんと自分の頭にも。



千「うわわっ!?」



と、今度は携帯が鳴り出てみたら。



二「千賀?もーやっと繋がった」

千「へっ?ニカ」

屋「二階堂か」

山「五関くんや塚ちゃんも一緒?」

塚「屋良にぃこっちに玉森がいるよー」



聞こえて来たその声に。



屋「今どこら辺にいるのか聞いてみ」

千「二階堂、今どこ?」

二「んーそれが、イマイチよく分からないんだ」



が、そのとき。




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