幻想世界☆
第25章 選ばれし者
北「んっ?灯りが見える、ほらあそこに」
山「本当だ」
北「あれって」
オレンジ色の棒状の灯火、はっ、サイリウムじゃん。
千「ニカ、もしかしてペンライト持ってる?」
二「あ、塚ちゃんが」
すると、徐々に見えて来た姿に宏光が反応する。
北「ニカ、タマあぁーっ」
そして、向こうも。
二「ミツだ!」
玉「はっ、ミツうぅーっ」
ヨタつくように走り込んで来たタマは。
そのままギュッと、宏光に抱きつき。
玉「わた…が‥消えちゃった…わたがぁ」
千「えっ」
北「横尾さんも!?」
五「ってことは」
屋「藤ヶ谷と宮田もだ」
二「なっ!?」
玉「さっきまで一緒にいたんだ、なのに」
つまり3人とも―
北「これって、ゼロムとかいう奴の仕業か」
五「たぶんね」
塚「執事1人で出来ることじゃないし」
確かに。
北「つまり、それだけ奴の力が強くなったって事だわな」
千「宏光」
逆に言えば宮田たちの欲望が最高潮に達し。
生け贄とされる時期が迫って来ているということ。
千「ヤバいじゃん」
北「あぁ」
二「くっそ」
屋「ここにいてもなんだしとにかく幻想館へ行こう」
北「屋良さん」
1時間後―
俺達は向こうの世界の郁人たちに会ったという、例の場所へと来ていた。
唯一、現世と繋がっている
山「本当だ」
北「あれって」
オレンジ色の棒状の灯火、はっ、サイリウムじゃん。
千「ニカ、もしかしてペンライト持ってる?」
二「あ、塚ちゃんが」
すると、徐々に見えて来た姿に宏光が反応する。
北「ニカ、タマあぁーっ」
そして、向こうも。
二「ミツだ!」
玉「はっ、ミツうぅーっ」
ヨタつくように走り込んで来たタマは。
そのままギュッと、宏光に抱きつき。
玉「わた…が‥消えちゃった…わたがぁ」
千「えっ」
北「横尾さんも!?」
五「ってことは」
屋「藤ヶ谷と宮田もだ」
二「なっ!?」
玉「さっきまで一緒にいたんだ、なのに」
つまり3人とも―
北「これって、ゼロムとかいう奴の仕業か」
五「たぶんね」
塚「執事1人で出来ることじゃないし」
確かに。
北「つまり、それだけ奴の力が強くなったって事だわな」
千「宏光」
逆に言えば宮田たちの欲望が最高潮に達し。
生け贄とされる時期が迫って来ているということ。
千「ヤバいじゃん」
北「あぁ」
二「くっそ」
屋「ここにいてもなんだしとにかく幻想館へ行こう」
北「屋良さん」
1時間後―
俺達は向こうの世界の郁人たちに会ったという、例の場所へと来ていた。
唯一、現世と繋がっている