テキストサイズ

幻想世界☆

第4章 執事の企み①

宮「千ちゃん、千ちゃんは俺のこと嫌いなの?」

千「そんなわけ…ないじゃん」

宮「だったら」

千「でも、それとこれとは話しが」

宮「俺は、俺は千ちゃんを自分のものにしたい」

千「宮…田‥おまえ」

宮「千ちゃん」



ガバッと覆い被さって来た宮田。

俺はこの時のこいつの瞳を一生忘れないだろう。



千「よせ、やめろ、宮田あぁーっ」



いつから、そんな眼で俺のこと見ていたんだよ?

ギシッ、ギシッ!

ベットの軋む音と共に自分の身体に与えられる快感。



千「あっ、うっ、ああっ」



これは夢だ、そう夢の中での出来事さ。

宮田が、俺にこんなことをするわけないんだから。



宮「千ちゃん、千ちゃん、気持ちいっ…」



こいつの汗と俺のが混ざり合い。

ギシッ、ギシッ、ギシッ!

もう、何がなんだか分からなくなったそのとき。

それは突然やって来たんだ



宮「ヤバイこれヤバいよ」

千「ハァハァハァ…なに‥が」

宮「無性に欲しくなる」



えっ?なんのこと。



宮「千ちゃん、ごめん俺、我慢できない」



カプッ―



千「うっわー」



ドックンドックン、血が逆流するかの如く。

熱い宮田に噛まれた首筋が



宮「イクうぅーっ」

千「ぁ…‥ガクガクッ」



そのまま意識を手放し気がついた時には朝だった。

窓から、陽が射し込み。




ストーリーメニュー

TOPTOPへ