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幻想世界☆

第6章 執事の企み②

・二階堂side

なんだか今日はやけに宮田のテンションが高い。



宮「うふふっ、うひひっ、うひゃひゃ」

玉「おい宮田、耳元で気色悪い声を出すな」

宮「はーい、よっしゃあー今日も頑張るぞぉ」

玉「声でかっ、マジであったま来た」

宮「んっ?タマさん、なんか言った」

玉「もういい」



あらら怒らせちゃって俺、しーらないっと クスッ



宮「あっ、千ちゃん千ちゃんだぁーダダダッ」

千「うわっち、宮田!?」



んっ?



宮「ねぇ千ちゃん」

千「なん…だよ、チラッ」

宮「仲良くしよ、ねっ」

千「はっ?バカじゃねそんなの、いちいち言わなくともさ」

宮「はいバカでーす、ニコッ」

千「なっ、カァーッ」



あいつなに宮田の前で顔を真っ赤にし、モジモジしているんだよ?



北「おっはよーっす」



ミツ!



ニ「おはよーニコッ」

北「おうニカ、今日もいい笑顔だな」

ニ「あったりきしゃりき、へいお待ち」

北「はあっ?」

ニ「おっとっと、寿司屋になっちまったぜ」

北「ガハハハッ」



ミツが笑えば、俺も笑う。

ミツが泣けばドーンとこの胸を貸してやるさ。



藤「タマ元気がないけど、どうかした?」

玉「別に、なんでもない」

藤「ならいいけどさ」



本日は、メンバーみんなとの雑誌撮影。

わったーは既に早々とスタンバイをしていて。



藤「お待たせぇーニコッ」

玉「‥‥‥」



そこへガヤとタマが合流し



カメラマン「はい、では撮りますよ。いいですかぁ」



カシャ、カシャ、カメラのシャッター音が鳴り響く。




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