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幻想世界☆

第7章 広がる波紋①

・千賀side

太陽の日差しの中、俺は。

ニカと歩きながら、今まで見てきた夢を思い返していた。



ニ「千賀そろそろ駅につくけど」

千「あ、うん」



リアルすぎる夢、昨日なんか。



千「あっ、んんっ、宮田、激し、ハァハァハァ」

宮「千ちゃんが、俺をからかうから、クッ」

千「だっ、ておま、おもしろ、あぁーっ」

宮「お返しで、中に出してやるーっ」

千「えっ、うわぁー」



目を覚ますと。



千「うっそーマジで、うわ気持ち悪」



慌てて浴室へ飛び込み尻の穴を洗い。



ニ「そういえば最近、続けざまに妙な夢を見てよ」

千「えっ」



そしたらニカが、驚くような事を言い出し。



ニ「俺とお前は猫で、森にいて」

千「へっ?」

ニ「おかしな連中に捕まってしまい幻想館とかいう所へ連れてかれてさ」

千「なっ!?」

ニ「何故だかそこには屋良さんや亮太もいるんだ」

千「ぁ…‥」

ニ「亮太なんかキツネで、そうだネズミの郁人もいたっけ」



ハムスターだろ、クスッ



ニ「それから宮田が千賀を連れて行ってしまい」



あいつに俺は抱かれてしまったんだ。



ニ「まるでマンガの世界」

千「‥‥‥」

ニ「どうした?千賀」

千「いや別に」

ニ「あっ、電車が来た早く乗ろ」

千「うん」



ガタンゴトン――
――――ガタンゴトン




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