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10分屋【ARS・N】

第6章 夫婦

俺がベッドに腰かけると、サエコは俺の膝の間に膝まづいた。

ウエダは、壁際に置かれた椅子に座った。

サエコは、震える手で俺のズボンのベルトを外し、前を開けた。

そして、ボクサーパンツをずらすと、まだ勢いのない俺自身を取り出した。

白い指で俺自身を支え、桜色の口紅の唇でそっと包んだ。

「はぁっ…。」

その柔らかい感触に思わず声が出た。

「二宮さん、ズボン脱いでください。妻も、その方がやりやすいと思いますから。」

壁際から、ウエダが声をかけてきた。

俺が腰を浮かすと、サエコがズボンとパンツを足首までずり下げ、抜き取った。

サエコが再び俺自身をくわえると、舌を使って裏筋をなめあげた。

「いいよ…、あぁ、いい…。」

俺はサエコの頭をつかんだ。

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