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10分屋【ARS・N】

第6章 夫婦

サエコは強く吸い上げながら、舌でベロベロと舐め上げた。

カリの部分はチロチロと細かく舌を動かした。

先の穴に舌を押し込むようにグリグリした。

その間も、片手は玉袋をなで回し、片手は肛門に指を出し入れした。

ウエダに仕込まれたんだろう。

絶え間なく続く刺激に、俺の身体は震え出した。

「あ、あん、やめっ、あああっ―――!」

頭の中で花火が爆発したように目の前が白くなり、足の先までビクンビクンと痙攣した。

俺はサエコの口の中に、大量の熱を放った。

サエコは苦しそうな顔をして、俺の熱を受け止めた。

その時、10分間のセッションの終わりを告げるアラームが鳴った。

サエコは、そのまましばらく俺自身の中に残ったわずかな熱をを搾り取るように吸い上げた。

俺はぐったりとベッドに崩れ落ちた。

「サエコ、飲め!」

ウエダがまたサエコに怒鳴りつけた。

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