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・横尾side

それから―



横「来たな、ﾌｯ」

ニ「わったーあの…」

横「２人がそういった関係になってしまった事については何も口出しはしない」

千「良かったぁ、ﾎｯ」

横「よかない」

千「よっ、横尾さん!?」

横「なんで先に、俺に言わなかったニカ」

ニ「ごめん」

横「とにかく健永が前世の記憶を取り戻した経過から話しを聞こうか」

ニ「健永」

千「あ、うん」



２人がやって来て事の次第を聞くことにする。



横「なるほど」

ニ「ねぇ、わったーこれって何かヤバい事にでもなるってこと？」

千「俺達まさか、またあんな目に」

横「今は、みんなで協力し合うしかない。だからもう単独行動や、勝手なことは慎め分かったな」



そう言うと慎重な面もちで頷く２人。

まだ、何が起ころうとしているのか予想が出来たわけではないけど。

明らかに、なんらかの危険が俺たちに迫って来ている事だけは確かだった。

それは一歩ずつ確実に足音を忍ばせながら。






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