
[現代版] 天使と悪魔
第11章 記憶の欠片
・横尾side
屋「ちょっと待てみんな、それじゃ横尾も答えずらいだろ。まるで責められてるみたいじゃないか」
ニ「あ、ゴメンそんなつもりじゃなかったんだ」
千「俺も」
五「確かにそうだ悪かったな」
塚「まずは横尾の気持ちを聞こう」
玉「無理強いは、よくないもんね」
宮「そうでした失敗、失敗ごめんね」
ありがとう、屋良さん。
横「確かに宮田の言う通り俺は全部思い出している」
五「じゃ」
横「たがその前に塚ちゃん質問に答えてくれ」
塚「なに?」
横「自分の最期の記憶を、思い出す勇気はあるか」
塚「えっ」
横「俺も宮田と同じで知りたいんだ、おまえが最期に見た敵の顔を」
五「なぜ?」
横「今はまだ言えないニカ健永」
ニ千「‥‥っ」
横「それが、この場で俺が自分の最期を話せない理由さ」
ニ「どういう事」
横「塚ちゃんが記憶を取り戻し話をしたら俺も話す」
千「分からないよそれじゃ」
屋「2人の記憶の中に共通点があるかもしれないと、そう言いたいんだろ」
横「あぁ」
すると塚ちゃんは暫く黙り込んだ末。
塚「少し時間をちょうだい」
横「分かった、しかし長くは待てない悠長に構えてる時間はなさそうだから」
塚「年が明ける前までには返事をするよ」
横「待ってる」
そして俺は言葉を続ける。
横「五関、二カ、健永お前たちもその勇気はあるか」
五「乗り越えなければ前へは進めない、そう言いたいんだな」
横「俺たちは太輔とミツを支えなければならない」
ニ「その前に」
千「自分たちのことは全て知っておく必要がある」
横「分かってるじゃん」
五「それって、トッツーや郁人もって事だろ」
屋「内はまだ最期まで思い出してないと思う」
そうなの?
屋「それから言いそびれたが藤ヶ谷が、前世の記憶を取り戻したそうだ」
一同「‥‥っ」
屋「その事も踏まえた上で横尾の質問について考えてみろ」
屋良さんの言葉に、全員が頷く。
屋「横尾」
横「分かっています」
ここまで来たら単刀直入で聞くしかない。
こうして俺達は次に集まる日を決め。
この日は解散することにしそれぞれの家路についた。
今日の事をしっかりと自分の胸に刻みつけながら。
決して忘れてはならない、慟哭の記憶を―
・
屋「ちょっと待てみんな、それじゃ横尾も答えずらいだろ。まるで責められてるみたいじゃないか」
ニ「あ、ゴメンそんなつもりじゃなかったんだ」
千「俺も」
五「確かにそうだ悪かったな」
塚「まずは横尾の気持ちを聞こう」
玉「無理強いは、よくないもんね」
宮「そうでした失敗、失敗ごめんね」
ありがとう、屋良さん。
横「確かに宮田の言う通り俺は全部思い出している」
五「じゃ」
横「たがその前に塚ちゃん質問に答えてくれ」
塚「なに?」
横「自分の最期の記憶を、思い出す勇気はあるか」
塚「えっ」
横「俺も宮田と同じで知りたいんだ、おまえが最期に見た敵の顔を」
五「なぜ?」
横「今はまだ言えないニカ健永」
ニ千「‥‥っ」
横「それが、この場で俺が自分の最期を話せない理由さ」
ニ「どういう事」
横「塚ちゃんが記憶を取り戻し話をしたら俺も話す」
千「分からないよそれじゃ」
屋「2人の記憶の中に共通点があるかもしれないと、そう言いたいんだろ」
横「あぁ」
すると塚ちゃんは暫く黙り込んだ末。
塚「少し時間をちょうだい」
横「分かった、しかし長くは待てない悠長に構えてる時間はなさそうだから」
塚「年が明ける前までには返事をするよ」
横「待ってる」
そして俺は言葉を続ける。
横「五関、二カ、健永お前たちもその勇気はあるか」
五「乗り越えなければ前へは進めない、そう言いたいんだな」
横「俺たちは太輔とミツを支えなければならない」
ニ「その前に」
千「自分たちのことは全て知っておく必要がある」
横「分かってるじゃん」
五「それって、トッツーや郁人もって事だろ」
屋「内はまだ最期まで思い出してないと思う」
そうなの?
屋「それから言いそびれたが藤ヶ谷が、前世の記憶を取り戻したそうだ」
一同「‥‥っ」
屋「その事も踏まえた上で横尾の質問について考えてみろ」
屋良さんの言葉に、全員が頷く。
屋「横尾」
横「分かっています」
ここまで来たら単刀直入で聞くしかない。
こうして俺達は次に集まる日を決め。
この日は解散することにしそれぞれの家路についた。
今日の事をしっかりと自分の胸に刻みつけながら。
決して忘れてはならない、慟哭の記憶を―
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